反転加算器回路

 

動作原理

上図回路モデルは反転加算器回路(オペアンプ)をモデリングしており、複数の入力信号を追加できるため、オーディオミキシング等に適用されます。その出力は、下記式に示すように、設定した抵抗比によってスケーリングされる値の合計になります:

実験課題

  • 平均化アンプをモデリングするには、全ての入力抵抗値を同一に設定して、Rfに対する入力抵抗の比率と入力数を等しい値に設定する必要があるため、R1、R2、R3の抵抗値を 3 Ω(Rf = 1 Ω)に設定して、出力を確認して下さい。(負の出力電圧は全ての入力電圧平均値と等しくなります)
  • 全ての抵抗値を同一に設定した場合の入力電圧に対する出力電圧を確認して下さい。
  • V2とV3を 0 V に設定しても、モデルが1つの入力(V1)によって反転アンプとして動作することを確認して下さい。