在宅勤務用PLECS無償ライセンス発行に関しまして

 
現在、COVID-19の影響により、諸外国をはじめ、日本国内におきましても、在宅勤務が推奨(強制)されておりますが、PLECSユーザーの皆様におかれましても、既存ライセンスにアクセス出来ずに研究開発等が停滞する状況が発生しているかと存じます。そこでPlexim社は90日間有効なインディビジュアルライセンス(無償)を提供させて頂くことを決定致しました。90日間有効な無償ライセンスをご希望される場合は、大変お手数ですが、下記リンクのフォームからライセンス発行を申請して頂きたいと存じます。ライセンスを申請される際は、必ずコメントフィールドに「Home-90」とご入力下さい。本ライセンスは、非ユーザーの方でもご利用可能です。

トライアルライセンスの申請

皆様のご健康と、早急に状況が改善されることを願って。

 

PLECS

Simulation Software for Power Electronics

PLECS®は、パワーエレクトロニクスシステム用高速シミュレータです。PLECSには2つのエディションがあります: MATLAB®/Simulink®に完全統合した PLECS Blockset、および単独環境で動作するPLECS Standaloneです。

バージョン4.4の新機能

  • マルチタスクシステムのコード生成機能
    PLECS Coder(オプションライセンス)にマルチタスクシステム用コードを生成する機能が実装されました。
  • ユーザーインターフェイスの強化
    スコープおよびXYプロットに凡例表示機能が実装され、データウインドウを表示せずに信号名を識別可能になりました。通常のサブシステムブロックを、可変サブシステムに変換可能になりました。
  • 新しいライブラリコンポーネント
    ファイル入力(From File)、連続/離散PID制御器、連続/離散フィルタブロックの他に、3-レベルハーフブリッジ(Tタイプ)等のパワー素子モジュールが実装されました。
  • 詳細情報
    その他の新機能については、リリースノート(英文)を参照して下さい。

適用事例:系統連系MMCのHILシミュレーション

PLECS RT Box は最新鋭の汎用リアルタイムシミュレータです。32端子のアナログ入出力チャンネルと64端子のデジタル入出力チャンネルが実装されており、1GHzのデュアルコアCPUが、ハードウェア・イン・ザ・ループ(HIL)/ラピッド・コントロール・プロトタイピング(RCP)のシミュレーションをリアルタイムに実行/処理します。

HIL simulation of MMC with four RT Boxes

上図は、4台のRT-Boxを使用した系統連系モジュラーマルチレベルコンバータ(MMC)のリアルタイムシミュレーション環境です。MMCの各相レッグに接続されている10個のハーフブリッジには、それぞれスレーブ制御器H/Wが接続され、個別のRT-Box上でリアルタイムシミュレーションを実行します。4つのRT-Boxの最上部では受動フィルタと系統がモデリングされています。RT-Boxは、背面の高速シリアルリンクを介して相互に接続した状態でシミュレーションデータ情報を通信し、シミュレーションステップを同期します。すべてのRT-Boxがサンプリング時間(時間刻み):3μsで動作しています。

制御ロジックは4つのマイコン(TI社:C2000マイクロコントローラ)に実装されており、 LaunchPadインターフェイスボードを介して、各RT-Boxの前面に接続されています。 最上部のマスター制御器H/Wは、SPIバスを介してスレーブ制御器H/Wと通信します。

"Even though being new to PLECS and the PLECS RT Box, I was able to successfully develop the simulation of a PFC stage with two boost cells and the controls implemented in C code in only one day."
— Prof. Dr. Radu Bojoi, Power Electronics Innovation Center, Politecnico di Torino