問題:
セキュリティーの目的で、作成した回路モデル、または特定のサブシステムを、非表示にしたいのですが可能ですか?
解決手法:
PLECSは、個別のサブシステムまたは、回路全体へ対し、ユーザーのアクセスを制限することができます。 回路モデルのシミュレーションは実行可能にし、回路の変更/表示を不可とする、といった設定が可能です。
回路モデルへのアクセス制限を設定・変更するにはファイルメニューの「PLECS回路のパーミッション設定」ダイアログを起動して下さい。 サブシステムへのアクセス制限を設定・変更するにはファイルメニュー、編集の「サブシステムのパーミッション...」または、サブシステムブロックのコンテクストメニューから選択して下さい。
下記権限の許可/拒否を設定できます:
- モデルの表示権限で、回路またはサブシステムの表示を制限します。
- モデルの変更権限で、回路またはサブシステムの変更を制限します。 サブシステムでは、マスクの定義変更も制限可能です。
モデルにアクセス制限を適用する場合、不正なアクセスを防ぐため、パスワードを設定します。 正確なパスワードが、入力された場合のみに、アクセス制限を変更することが可能です。
また、PLECS Blocksetでアクセス制限を適用したSimulinkモデルファイルを保存した場合は、 アクセス制限を適用した部分は暗号化され、不正なアクセスを防ぎます。
分類: