フライバックコンバータの電圧制御器設計
絶縁型フライバックコンバータは、電子機器等の小さな携帯型充電用電源、または補助電源のコンバータとして採用される場合が多い、電力変換装置です。 この事例では、単相電源から3相直流低電圧を出力するフライバックコンバータの制御器モデリング手法を説明します。
絶縁型フライバックコンバータは、電子機器等の小さな携帯型充電用電源、または補助電源のコンバータとして採用される場合が多い、電力変換装置です。 この事例では、単相電源から3相直流低電圧を出力するフライバックコンバータの制御器モデリング手法を説明します。
TL431は、一般的に絶縁型電源回路の制御回路に用いられる参照電圧源です。 この事例では、フライバックコンバータ用にTL431をベースにしたType2電圧制御器の設計を説明します。
アクティブ力率改善方式(PFC)は、 高価で大型な入力用ノイズフィルタを使用することなく、 高調波規制に適合した回路を設計することが可能になるため、 AC/DCコンバータ等で広く採用されています。 この事例では、インターリーブPFC昇圧コンバータシステム(定格 : 600W)を、PLECSでモデリングしています。
二重給電誘導発電機(DFIG)システムは、変動する風速に対し、電動機の最大発電効率が得られるよう回転子電流を制御する、パワーエレクトロニクスインターフェイスとして、ポピュラーなシステムです。DFIGシステム上で、パワーエレクトロニクスは、回転子電力(典型的には風力発電システム出力全体の25%未満)を制御し、電動機の速度制御による利点として、コスト及び電力損失の低減を提供します。この事例では、PLECSに実装されている全ての物理ドメイン(電気、熱、磁気、機械)を用いて、系統連係風力発電システムをモデリングします。風力発電システムには、風車ブレード、ハブ、シャフトの機械モデル、熱損失を考慮した、BTB(Back-to-Back)方式の電力変換器(インバーター)、磁気回路による3相変圧器、および伝送線路と電力系統が含まれています。
一般的に、単相PVインバータは住居屋根上に設置される太陽光発電システムで使用されます。 この事例では、単相、1段で構成される系統連系PVインバータをモデリングします。 PVインバータには、最大出力3kWのPVストリング詳細モデルが実装されています。
この事例では、電流不連続モード(DCM)で動作する、DC/DCフライバックコンバータ(2次側出力数:2)をモデリングしています。 電源回路のフライバックトランスには、特殊な磁気等価回路が適用され、離散制御器と共にモデリングされています。
この事例ではPFCスイッチング電源回路(定格:300W)をモデリングしています。 電源回路、制御ロジック(IC)、パワー半導体デバイスの温度変化特性(発熱)を組み合わせシミュレーションしています。