マルチレベルアプリケーションに対応したI/O強化
通常、マルチレベルコンバータのHILSでは、多数のデジタルゲート信号とアナログセンサ測定が必要になります。RT Box 3は、RT Box 2 の2倍のアナログ・デジタルI/Oが実装されており、このようなマルチレベルアプリケーションの実行に適しています。それ以外の仕様は、RT Box 2 と同一です。
さらに大規模なシステムを実行したい場合は、複数のRT Boxを高速シリアル通信リンクを介して接続することによって、簡単にシステム全体を分散処理することが可能になります。
技術仕様詳細
プロセッサ | Xilinx Zynq Ultrascale+ | ZU9EG |
CPUコア | 4 x ARM Cortex-A53, 1.5 GHz | |
アナログ入力 | チャンネル数 | 32 |
分解能 | 16 ビット(同時サンプリング) | |
電圧範囲 | -10 ... 10 V -5 ... 5 V |
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入力方式 | 差動入力 | |
サンプルレート | 2.5 Msps | |
入力インピーダンス | 1 MΩ, 24 pF | |
接続端子 | 37ピン D-subコネクタ(オス) | |
アナログ出力 | チャンネル数 | 32 |
分解能 | 16 ビット(同時サンプリング) | |
電圧範囲 | -10 ... 10 V 0 ... 10 V -5 ... 5 V 0 ... 5 V |
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サンプルレート | 5 Msps | |
出力インピーダンス | 0 Ω | |
出力電流 | 10 mA | |
接続端子 | 37ピン D-subコネクタ(メス) | |
デジタル入力 | チャンネル数 | 64 |
ロジックレベル | 3.3 V (5 V tolerant) | |
接続端子 | 37ピン D-subコネクタ(オス) | |
デジタル出力 | チャンネル数 | 64 |
ロジックレベル | 3.3 V 5 V |
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接続端子 | 37ピン D-subコネクタ(メス) | |
リゾルバ | 入力/出力 | 2/2 |
接続端子 | 9ピン D-subコネクタ(オス/メス) | |
I/O保護 | 短絡 | Permanent |
過電圧 | -24 ... 24 V | |
接続方法 | Gigabit Ethernet | 2 |
SFP+ interconnects 6.25 Gbps per lane |
8 | |
Industrial Ethernet | 2 (EtherCAT) | |
CAN bus | 2 | |
RS 232/422/485 | 2 | |
USB A 3.0 | 1 | |
ディスプレイポート | 1 | |
ストレージ | 内蔵SSD | 480 GB |
ファームウェア | SD card | |
電源(内蔵) | 100 ... 240 Vac 50 ... 60 Hz |
100 VA |
サイズ(mm) | 奥行 x 幅 | 310 x 250 |
高さ | 145 |
全てのRT Boxで、技術仕様の違いを確認するには 仕様比較表 を参照して下さい。